ソックスエイドを作製しよう!
私たちが日々生活していくためには、
身の回りの動作=日常生活動作 (Activity of Daily Living:ADL)
を行う、あるいは手伝ってもらう必要があります。
ADLのうち、洗顔・整髪などの整容動作や、着替え(更衣)動作は、
手や道具によって、目的とする体の部分に届かなくてはなりません。
整容や上半身の着替えは、両腕や首の動きにより手を目的とする部分に届かせることができます。
しかし下半身の着替えでは、両腕の動きに加え、股関節の運動も要求されます。
股関節が動くことで足(目的とする部分)に手がより近づきやすくなるためです。
患者さんの中には、骨折やそれによる人工骨頭置換術などのために、
股関節の運動に制限があったり、
極端なもも上げや内股が禁止されている方々
がいらっしゃいます。
そうなった場合、上記のように足を手に近づけるという運動に困難が伴い、
着替えをし辛くなります。ことに靴下では、両手でのつま先までのリーチが求められるため、その影響はとても大きく、靴下着脱動作に必要な股関節の可動域は
平均で屈曲83.5°、外転27.7°、外旋33.3°必要だという結果もあります(花房ら,2004)。
今回はそのような方々が、ご自身で靴下を履けるようになることを目的に、
ソックスエイドという靴下を履くための道具を作製します。
用意するものは、ダイソーのサンダル(樹脂製)、ビニール袋、はさみです。
製作費は消耗品としてのサンダル(一側)とビニール袋で110円程度です。
②ビニール袋の端を切り落とします。
完成!!
使用方法!
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少々練習は必要ですが、慣れれば タイプ問わず履けます!
参考になれば幸いです。
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